内田裕也(79)逝去「ロックンロールとは言葉じゃない!」
2019年3月17日、ロックミュージシャンの内田裕也さんが逝去(享年79歳)。
きっと、天国で待つ妻の樹木希林さんのもとに旅立ったんだと思います。
そんな裕也さんが生前、日テレnews zeroキャスター有働由美子さんに語った言葉がこれです。
「ロックンロールとは言葉じゃない。あらゆるものに意味を込めてロックンロールと呼んでいる」
それは裕也さんの「魂の叫び」だったんだんですね。
「ぶっ飛んだやつが1人くらいいた方が面白いじゃないか」っていう”ロックな人生”を1959年デビューから60年間貫いて、時代を切り開いてきたんだなって心に響きました。
長女の也哉子さんが母・樹木希林さんに「なぜ夫婦関係を続けるのか?」と尋ねたとき、
「だってお父さんにはひとかけら純なものがあるから」。
離婚問題をはじめいろいろあったにもかかわらず、「ひとかけら純なもの」に惚れ続けるって“最強の愛”なんじゃないかと思います。
また、こんなふうにも語ってます。
「裕也さんの魂 ころがってころがってころがって どこに行くのかな」。
小説『星の王子さま』に「心でなくちゃ、よく見えない。もののなかみは、目では見えない、ってこと」という一節がありますよね。
「ロックンロールとは言葉じゃない!」とは、心で、魂で世の中を見て、吠え続けることだったんだなって、そんな「心」に希林さんは「ひとかけら純なもの」を見出していたんだなって思います。
自分も裕也さんのブレない姿に憧れ、生きていきたいと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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